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エクセルで営業活動管理を行うコツやメリットを解説!テンプレートについても紹介

公開日:

2025/8/4

更新日:

2025/11/13

エクセルで営業活動管理を行うコツやメリットを解説!テンプレートについても紹介

営業活動における管理の重要性が高まる中、多くの企業がエクセルを活用した管理方法を導入しています。エクセルは誰でも使いやすいツールであり、営業進捗の可視化や商談状況の共有に役立ちます。営業活動の成果を高めるには、単なる記録だけでなく、継続的な改善と可視化が不可欠です。

本記事では、営業活動管理の基本から、エクセルを使うメリット・デメリット、テンプレートの紹介、運用のコツまでをわかりやすく解説します。

アカマネリスト

営業活動管理とは?

営業活動管理とは?

営業活動管理とは、営業部門が行うすべての活動を可視化・記録・分析し、営業成果の最大化を目指す取り組みです。訪問件数や商談回数、受注率、案件の進捗状況、各顧客とのやり取りの履歴などを体系的に管理することが含まれます。営業担当者ごとの活動内容を数値化することで、ボトルネックや改善点の把握が容易になります。

営業マネージャーにとっては、目標達成に向けた計画の修正や、成果の高い営業手法の抽出に役立ちます。また、営業チーム全体の生産性を高めるためには、管理の仕組みが明確であることが重要です。エクセルを使えば、こうした営業活動の状況を一元的に整理でき、効率的な運用が可能になります。

エクセルで営業活動管理を行うメリット

営業活動管理をエクセルで行う最大のメリットは、コストをかけずに手軽に始められる点です。エクセルは導入のハードルが低く、誰でも操作しやすいため、営業現場で即時に活用できます。さらに、自由なレイアウト設計や関数を活用することで、自社に最適な営業管理表を作成できます。

ここでは、エクセルで営業活動管理を行うメリットを下記の3つ紹介します。

  • 無料で営業管理ができる

  • 簡単に操作できるのため誰でも使える

  • 自由にカスタマイズできる

無料で営業管理ができる

エクセルを使った営業管理の最大のメリットのひとつが、追加コストをかけずに運用を始められる点です。多くの業務管理ツールやSFAは導入時に初期費用や月額料金がかかりますが、エクセルはすでに多くの企業に導入されており、新たな投資を必要としません。

また、無料で提供されている営業管理テンプレートを活用すれば、工数をかけずに体制を構築できます。これにより、スタートアップや小規模事業者でも、費用を抑えながら営業活動の記録と可視化を実現できます。試験的に営業管理を始めたい場合にも適した手段です。

簡単に操作できるのため誰でも使える

エクセルは操作性が直感的で、営業職や事務職など、ITに詳しくない社員でも扱いやすい点が特長です。セル入力、フィルター、並べ替え、グラフ化などの基本機能を使うだけで、十分に営業進捗を可視化できます。

訪問回数や受注率などの数値を入力し、条件付き書式を使えば、進捗の遅れや注力すべき顧客を一目で把握できます。複雑な操作を覚える必要がなく、マニュアル作成や研修の手間も少ないため、導入後すぐに全社で活用しやすくなります。

自由にカスタマイズできる

エクセルの大きなメリットの一つが、フォーマットを自社の営業スタイルに合わせて自由にカスタマイズできることです。テンプレートに独自の項目を追加したり、重要度に応じて条件付き書式で色分けしたりと、柔軟な対応が可能です。

営業ステージごとにシートを分けたり、顧客属性によって商談内容をグループ化したりすることで、自社の戦略に即した分析ができます。汎用性の高さから、業種や営業手法に関係なく使える点も魅力です。複雑なCRMでは実現しづらい「現場目線の帳票設計」が、エクセルであれば容易に実現できます。

エクセルで営業活動管理を行うデメリット

エクセルは利便性が高い一方で、他ツールとの連携性やリアルタイム性に課題があります。

特にチームでの運用や情報共有においては、更新ミスやデータの重複が発生しやすくなります。業務規模が拡大するほど、エクセル単体での管理には限界が出てくるため、注意が必要です。

ここでは、エクセルで営業活動管理を行うデメリットを下記の3つ紹介します。

  • 他ツールとの連携ができない

  • チームでの運用がしづらい

  • 最新情報を把握しにくい

他ツールとの連携ができない

エクセルは単体での使用が基本となるため、他の業務ツールやシステムとの連携が難しい点がデメリットです。SFA(営業支援システム)やMA(マーケティングオートメーション)と情報を自動で連携できないため、同じデータを複数のツールに入力する手間が発生します。

さらに、リアルタイムでのデータ反映やAPI連携が行えないため、部門間の情報共有が滞りやすくなります。こうした手動での作業は、ヒューマンエラーのリスクも高めてしまいます。複数のツールを使って業務を進めている企業にとっては、エクセルだけでの営業活動管理には限界があります。

チームでの運用がしづらい

エクセルは個人での管理に適している一方で、チーム全体での運用には向いていない場合があります。ファイルを共有フォルダで管理するケースでは、同時編集ができないことや、誰がどの項目を更新したか分かりにくいといった課題が生じます。

営業メンバーが同じ営業進捗管理表を編集している最中に上書きが発生すると、入力内容が消えてしまうリスクがあります。また、バージョン管理も煩雑になりやすく、最新データがどれなのか分からなくなる恐れもあります。

こうした課題は、チームの生産性やデータの正確性に直接影響します。チームで情報を一元管理したい場合は、クラウド対応の営業管理ツールの導入も検討すべきです。

最新情報を把握しにくい

エクセルファイルを用いた営業活動管理では、最新の情報をリアルタイムで把握することが難しいという課題があります。特にローカル環境で作成・保存されたファイルは、更新のたびに手動で保存・共有する必要があるため、常に最新の状態を全員が確認できるとは限りません。

営業マネージャーが週次報告を集計する際、各担当者から送られるエクセルが異なるバージョンであれば、データの整合性が失われる恐れがあります。結果として、誤った情報に基づいて意思決定が行われるリスクも高まります。

このようなリアルタイム性の欠如は、迅速な営業判断や施策展開に影響するため、継続的な成長を目指す企業にとっては大きな懸念材料になります。

アカマネリスト

営業活動管理に使えるおすすめエクセルテンプレート5選

営業活動を効率的に進めるためには、顧客情報や案件の進捗状況、営業担当者ごとのアクションを可視化し、継続的に分析・改善していく仕組みが欠かせません。その第一歩として、多くの企業で利用されているのが、エクセルによる営業活動管理です。なかでも、あらかじめ項目が整理されたテンプレートを使えば、ゼロからの表作成が不要になり、運用のハードルを大幅に下げられます。

ここでは、無料で使えるエクセルテンプレートの中から、実務に役立つ5つのテンプレートを厳選して紹介します。いずれも企業や個人事業主の利用実績が多く、それぞれの営業スタイルに適した機能を備えています。

テンプレート名

提供元

特徴

向いている業務

顧客管理表

Microsoft Office

シンプルで汎用性が高い

基本的な顧客情報管理

営業案件及び営業進捗管理表

HubSpot

案件の進捗やフェーズ管理に対応

営業チームの案件管理

顧客管理シート集

bizocean

多様な管理形式が選べる

用途に応じたカスタマイズ運用

Excel Form 顧客管理

Vector

自動計算機能や集計付き

数量や売上集計を伴う業務

エクセルカードHARI

日本アプリケーション開発

名刺感覚で使えるレイアウト

顧客ごとの個別情報の詳細管理

これらのテンプレートはすべて無料で利用でき、業務内容や営業戦略に応じて柔軟に選べるのが強みです。目的に合ったテンプレートを活用することで、営業活動の質と効率を同時に高められます。

Microsoft Office「顧客管理表」

Microsoft Officeが提供する顧客管理表は、企業名、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、備考欄など、基本的な顧客情報を漏れなく記録できる汎用性の高いテンプレートです。視認性が高く、エクセル初心者でも扱いやすいため、営業部門だけでなく、カスタマーサポート部門などでも幅広く活用されています。

記載内容を自由に増減できるため、自社の業種や目的に合わせたカスタマイズにも対応可能です。シンプルながらも実務で即活用できる構成になっており、営業活動の基盤づくりに最適です。

Microsoft Office|顧客管理表

HubSpot「営業案件及び営業進捗管理エクセルテンプレート」

HubSpotが提供するエクセルテンプレートは、営業案件ごとのフェーズ(初回接触、提案、見積提出、交渉、成約など)を明確に管理できるよう設計されています。各案件の進捗状況を可視化し、営業チーム内での共有やレポート作成がスムーズに行えるのが特徴です。

項目がシンプルに整理されているため、各営業担当者が入力・更新しやすく、報告精度のばらつきを減らせます。初めて営業進捗管理表を導入する企業や、既存の営業フローを標準化したい場合に特に適しています。

HubSpot|営業案件及び営業進捗管理エクセルテンプレート

bizocean「顧客管理表・顧客管理シート・顧客管理カード」

bizoceanでは、顧客管理に関連するテンプレートが30種類以上無料で提供されており、業務スタイルに応じた形式を選べます。会社単位のリスト型管理、個人別のカード型管理、対応履歴付きの詳細管理表など、目的別に複数のテンプレートを使い分けることが可能です。

営業業務における情報整理だけでなく、マーケティング施策やアフターフォローにも応用できます。柔軟性の高いテンプレートを活用したい企業や、複数の部署で顧客情報を共有したい組織に適しています。

bizocean|顧客管理表・顧客管理シート・顧客管理カード

Vector「Excel Form 顧客管理」

Vectorの「Excel Form 顧客管理」は、入力されたデータをもとに、取引履歴や売上金額の集計が自動で行える高機能テンプレートです。単なる情報記録だけでなく、営業成果の可視化や日次・月次レポート作成に役立ちます。

入力フォームには制御がかかっており、入力ミスを防止できる設計となっているため、エクセルに不慣れなユーザーでも安心して使用可能です。営業数字を扱うシーンや、経営層向けの集計資料を効率よく作成したい場合に適したテンプレートです。

Vector|Excel Form 顧客管理

日本アプリケーション開発「エクセルカードHARI」

「エクセルカードHARI」は、日本アプリケーション開発が提供する、名刺のようなレイアウトで顧客情報を1件ずつ丁寧に管理できるテンプレートです。カード形式で表示されるため、情報量が多くても視認性が高く、個別対応が求められる営業活動に最適です。

訪問履歴や対応状況を備忘録的に入力できる項目も用意されており、長期的な顧客フォローにも対応可能です。医療・士業・不動産業など、1人の顧客に対して深い関係性を築くビジネスに適した設計となっています。

日本アプリケーション開発|エクセルカードHARI

エクセルでの営業活動管理を行うコツ

エクセルでの営業活動管理を行うコツ

エクセルを使った営業活動管理は手軽さが魅力ですが、継続的に効果を発揮するにはいくつかの工夫が必要です。管理表のメンテナンス、セキュリティ対策、運用ルールの統一などを意識することで、属人化を防ぎ、情報の信頼性と活用度が向上します。

ここでは、エクセルでの営業活動管理を行うコツを3つ紹介します。

  • メンテナンスを定期的に行う

  • セキュリティに注意を払う

  • 管理ルールをチーム内で統一する

メンテナンスを定期的に行う

営業活動管理に使用するエクセルファイルは、定期的に見直し・修正を行うことが欠かせません。営業プロセスの変更や顧客属性の変化に伴い、項目の追加・削除が必要になる場合があります。管理項目が現場の実態に合っていないまま放置されると、入力漏れや情報の更新遅れが発生しやすくなります。

毎月や四半期ごとにフォーマットをレビューし、不要な情報を整理することが、情報の鮮度と使いやすさを保つポイントです。定期的なメンテナンスを仕組み化することで、継続的に精度の高い営業管理が実現できます。

セキュリティに注意を払う

営業活動に関わるエクセルファイルには、顧客の氏名や電話番号、メールアドレス、商談内容などの機密情報が多く含まれています。これらの情報が漏えいした場合、取引先との信頼関係が損なわれるだけでなく、法的な問題に発展するリスクもあります。

そのため、ファイルにはパスワードを設定し、アクセス権限の管理を徹底する必要があります。加えて、クラウドサービスを利用する場合は、共有範囲や履歴の確認機能を活用することも重要です。エクセルでの営業管理を継続するためには、セキュリティ対策を最優先事項として運用しましょう。

管理ルールをチーム内で統一する

エクセルによる営業活動管理をチーム全体で活用するには、入力ルールや運用フローをあらかじめ統一しておく必要があります。たとえば、日付の形式や営業フェーズの表記を担当者ごとにバラバラで入力してしまうと、集計やフィルタリングの際にエラーが発生しやすくなります。

こうしたトラブルを防ぐためには、管理表の使い方を明文化し、操作マニュアルを共有しておくと効果的です。また、新メンバーが加わる際のオンボーディングにも活用できます。チーム全員が同じルールのもとで運用することで、エクセルの営業管理がより安定し、信頼性の高い情報基盤となります。

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この記事をかいた人

八並 嶺一

エンタープライズセールスの専門家。株式会社エージェントにて、大手企業との取引量を増やし、事業拡大を牽引。その実績を背景にCHRO、COOを歴任し、組織・事業の両面から経営をリード。2020年の株式上場を経験する。2022年、インキュベーター株式会社を創業。自身が現場と経営の両軸で培ってきた「大企業営業」の知見を再現可能な仕組みに昇華すべく、2025年にエンタープライズセールス特化型サービス「アカマネ」をリリース。アカマネを通じて属人化しがちなエンタープライズセールスを、再現性ある営業基盤へと変革する支援に取り組んでいる。

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