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CRMとSaaSの特徴は?おすすめのSaaS型CRMツール10選を紹介!導入のメリット・デメリットについても解説

公開日:

2025/10/8

更新日:

2025/12/6

CRMとSaaSの特徴は?おすすめのSaaS型CRMツール10選を紹介!導入のメリット・デメリットについても解説

現代のビジネス環境において、顧客との関係性を戦略的に強化するためのツールとして CRM(顧客関係管理) が不可欠となっています。

一方で、インストール不要でクラウドから即利用可能な SaaS(Software as a Service)モデルの普及が進んでいます。そこで注目されるのが、クラウド型で提供される SaaS型CRMツール です。

この記事では、SaaSとCRMのそれぞれの特徴や、両者の関係性を解説します。CRMと SaaSの世界を体系的に理解し、最適なツール導入に役立ててください。

アカマネリスト

SaaSとCRMそれぞれの特徴

SaaS(Software as a Service)は、ソフトウェアをクラウド上で提供する形態を指します。従来のようにパソコンへインストールする必要がなく、インターネット環境さえあればどこからでも利用できます。初期費用が抑えられるため導入のハードルが低く、ベンダー側で保守・アップデートを行うため、自社の IT 部門にかかる負担を大幅に軽減できます。加えて、ユーザー数や機能を柔軟に拡張できるスケーラビリティの高さも魅力です。

一方、CRM(Customer Relationship Management/顧客関係管理)は、顧客との接点をデータとして蓄積し、活用することで売上向上や顧客満足度を高める仕組みです。顧客の基本情報、購買履歴、問い合わせ記録などを一元的に管理し、営業活動やマーケティング施策に役立てられます。CRMを活用することで、顧客のニーズに即した対応が可能となり、長期的な関係性の構築に寄与します。

両者は異なる概念でありながら、SaaS型CRMツールとして組み合わせることで高い効果を発揮します。

SaaS(サービス提供形態)

CRM(顧客管理の仕組み)

提供方法

クラウド経由で利用可能

ソフト・システムとして導入

主な目的

初期コスト削減、運用負荷軽減

顧客情報の統合管理と活用

メリット

常に最新機能を利用できる/スケーラブルに拡張可能

顧客満足度向上/営業・マーケティング効率化

デメリット

ネット環境依存/カスタマイズ制約

データ入力・運用定着に時間が必要

関連性

提供形態の一つとしてCRMを支える

SaaS上で運用することで効率化

このように、SaaSは提供モデル、CRM は運用コンセプトという立場の違いがあります。両者を掛け合わせた SaaS型CRMツール を導入すれば、クラウドの柔軟性を活かしながら効率的に顧客管理を実現できるのです。

SaaSとCRMの関係性

SaaSとCRMの関係性を正しく理解するには、SaaSがあくまで提供手段であるのに対し、CRM は運用すべき顧客管理の枠組みである点を押さえる必要があります。SaaS型CRMは、クラウド環境を活用して CRM機能をサービスとして提供するモデルを指します。ユーザーはサーバー構築やソフトウェア保守から解放され、迅速にCRMツールを導入できます。

この組み合わせは、特に中小企業やスタートアップにとって魅力的です。なぜなら、CRMを導入したいが ITリソースが限られている場合でも、SaaS型CRMを利用すればインフラ管理やバージョンアップ作業の負荷を軽減できるからです。SaaS型CRMは、企業の顧客管理体制をすばやく立ち上げられ、CRMをスケーラブルに活用できる橋渡し役となります。また、常に最新機能を利用できることから、変化するビジネス環境に迅速対応できるCRMツール運用が可能となります。

SaaS型CRMツールの選び方

SaaS型CRMツールは種類が豊富で、それぞれ特徴や強みが異なります。最適なツールを選ぶためには、単なる機能比較だけでなく、自社の課題や目的を明確にし、料金や操作性、サポート体制といった要素も総合的に検討することが大切です。

ここでは、SaaS型CRMツールを選ぶ際のポイントを3つ紹介します。

  • 自社の課題や目的に合致しているものを選ぶ

  • 料金で選ぶ

  • 操作性とサポート体制の充実度で選ぶ

自社の課題や目的に合致しているものを選ぶ

SaaS型CRMツールを導入する際に最も重要なのは、自社の課題や目的を明確にすることです。「営業効率を上げたい」「顧客満足度を高めたい」「マーケティング施策を自動化したい」など、解決したいポイントは企業によって異なります。

そのため、まず現状の課題を洗い出し、CRMツール一覧や比較情報を参考にしながら、自社の目的に直結する機能が備わっているかを確認することが必要です。課題に合致したCRM SaaSを選ぶことで、導入後の成果を最大化できます。

料金で選ぶ

SaaS型CRMツールは月額制や利用ユーザー数に応じた従量課金制など、料金体系が多様です。安価に見えるプランでも、利用人数が増えると総額が高くなるケースもあるため注意が必要です。

比較検討する際には、初期費用や基本料金に加えて、追加機能や拡張時にかかるコストも確認しましょう。また、無料トライアルを活用すれば、コストと効果のバランスを判断しやすくなります。

料金面で無理のないCRM SaaSを選ぶことが、長期的に運用を継続する上で不可欠です。

操作性とサポート体制の充実度で選ぶ

CRMツールは日常的に営業やマーケティング部門が活用するため、直感的に操作できるかどうかが重要です。操作が複雑だと定着せず、データ入力が滞る原因になります。

また、導入後にトラブルや不明点が発生することもあるため、ベンダーのサポート体制を確認することも欠かせません。マニュアルの充実度、チャットや電話での問い合わせ対応、導入支援プログラムの有無などを比較し、安心して利用できる環境を整えることが大切です。

操作性とサポートが整ったCRM SaaSを選べば、現場での定着率が高まり、成果につながりやすくなります。

おすすめのSaaS型CRMツール10選

ここからは、数あるSaaS型CRMツールの中から、特におすすめの10選を比較表とともにご紹介します。自社の課題や目的に合わせて最適なツールを見つける参考にしてください。

ツール名

特徴

料金目安

こんな企業におすすめ

kintone

現場の業務に合わせたアプリを簡単に作成できる

1,500円~/ユーザー/月

開発知識がなくても自社に合ったシステムを構築したい中小企業

HubSpot CRM

マーケティング、営業、カスタマーサポートを統合管理

無料プランあり

営業やマーケティングの効率化を無料から始めたい企業

Zoho CRM

多機能かつ低価格。グローバル展開も可能

1,680円~/ユーザー/月

費用を抑えながら多機能なツールを利用したい企業

FlexCRM

日本の中小企業向けに開発された純国産ツール

2,750円~/ユーザー/月

複雑な機能は不要で、シンプルに顧客管理をしたい企業

クラウドビート

顧客情報を自動収集し、営業活動を効率化

要問合せ

営業担当者の事務作業を削減し、営業活動に集中させたい企業

Salesforce Sales Cloud

世界No.1の導入実績。あらゆる規模の企業に対応

3,000円~/ユーザー/月

顧客データの一元管理と大規模な営業組織を管理したい大企業

eセールスマネージャー

日報作成などの営業活動を効率化

3,000円~/ユーザー/月

営業日報の作成負荷を減らし、リアルタイムに状況を把握したい企業

GENIEE SFA/CRM

シンプルで直感的な操作性

3,000円~/ユーザー/月

専門知識がなくても使いやすい国産ツールを探している企業

Sansan

名刺管理から営業DXを推進

要問合せ

名刺情報を起点に顧客データベースを構築し、営業を強化したい企業

カスタマーリングス

顧客データを活用したマーケティングに強み

要問合せ

顧客一人ひとりに合わせたマーケティング施策を行いたい企業

kintone

kintone

kintone(キントーン)kintone(キントーン)は、サイボウズ社が提供するノーコード・ローコード開発プラットフォームです。プログラミングの知識がなくても、マウス操作だけで自社の業務に合わせたシステムを簡単に作成できます。

営業活動の管理、顧客情報の共有、案件進捗の可視化など、CRMとしての機能はもちろん、人事や総務など部署を問わず幅広く活用できるのが大きな特徴です。カスタマイズ性が非常に高く、自社の成長や変化に合わせて柔軟にシステムを変更できるため、ITに明るくない現場でも導入しやすいでしょう。

業務のデジタル化を推進したい企業におすすめです。API連携も豊富で、既存システムとの統合もスムーズに行えます。

公式サイト:https://kintone.cybozu.co.jp/

HubSpot CRM

HubSpot CRM

HubSpot CRMは、無料で利用できる高機能なCRMツールです。

営業活動の管理、コンタクト情報の自動取得、メールの追跡など、基本的なCRM機能を網羅しています。無料ながらも機能制限が少なく、小規模なチームであればこれ一つで十分な場合も多いでしょう。

また、マーケティング、営業、カスタマーサポートなど、関連するHubSpotのツールと連携することで、顧客情報の共有をシームレスに行い、より効率的な業務フローを構築できます。

無料から始められるため、CRMを初めて導入する企業にも最適です。さらに、段階的に有料プランに移行することで、より高度な機能を利用することも可能です。

公式サイト:https://www.hubspot.jp/products/crm

Zoho CRM

Zoho CRM

Zoho CRMは、世界150カ国以上で利用されているグローバルなCRMツールです。

低価格ながらも、見込み客管理、案件管理、マーケティングオートメーションなど、豊富な機能を搭載しています。営業活動の自動化やAIを活用した予測分析など、高度な機能も利用可能です。モバイルアプリも充実しており、外出先でもPCと同様の操作ができます。

小規模から大規模な企業まで、幅広いニーズに対応できる柔軟性が魅力です。多機能でありながら費用を抑えたい企業に特に向いています。

Zohoの他のビジネスアプリと連携することで、より強力な統合プラットフォームを構築できます。

公式サイト:https://www.zoho.com/jp/crm/

FlexCRM

FlexCRM

FlexCRMは、日本の商習慣に合わせて開発されたCRMツールです。シンプルな操作性と、必要な機能に絞った設計が特徴で、ITツールに不慣れな企業でもスムーズに導入できます。

顧客情報の一元管理、案件の進捗管理、営業担当者の活動記録など、日々の営業活動を効率化するための機能が充実しています。

また、サポート体制も国内で提供されているため、安心して利用できる点も大きなメリットです。

シンプルで分かりやすいCRMを探している企業に最適です。特に、日本の商習慣に合わせた細かいカスタマイズが可能で、独自の営業プロセスにも柔軟に対応できます。

公式サイト:https://www.flexcrm.jp/

クラウドビート

クラウドビート

クラウドビートは、営業支援に特化したSaaS型CRMツールです。

名刺情報やメールのやり取り、電話の内容など、顧客との接点から得られる情報を自動で取得し、データベースに蓄積します。これにより、営業担当者は日々の報告業務から解放され、営業活動に集中できます。

また、蓄積されたデータは、リアルタイムでチーム全体で共有され、営業状況の可視化や顧客のニーズを素早く把握することに役立ちます。営業担当者の負担を軽減し、生産性を向上させたい企業に特に向いています。

データ入力の手間を省くことで、営業チーム全体のパフォーマンスを底上げします。

公式サイト:https://www.heartbeat-systems.co.jp/sfa-crm/

Salesforce Sales Cloud

Salesforce Sales Cloud

Salesforce Sales Cloudは、世界で最も多くの企業に導入されているCRMツールです。あらゆる規模や業種の企業に対応できる高いカスタマイズ性と、豊富な機能を備えています。

見込み客管理、案件管理、売上予測、レポート作成など、営業活動に必要な機能がすべて揃っています。また、他のツールとの連携も非常に豊富で、自社の業務に合わせて最適な環境を構築できます。

ただし、多機能ゆえに使いこなすにはある程度の学習が必要な場合があります。大規模な営業組織を持つ企業におすすめです。世界中で培われた豊富な導入事例とベストプラクティスを参考にできるのも大きな強みです。

公式サイト:https://www.salesforce.com/jp/sales/cloud/

esm(eセールスマネージャー)

esm(eセールスマネージャー)

eセールスマネージャー(eSM)は、営業現場の使いやすさにこだわったSFA/CRMツールです。特に、日報作成の手間を大幅に削減できる点が大きな特徴です。

外出先からでもスマートフォンで簡単に報告ができるため、営業担当者の負担を減らし、入力された情報はリアルタイムで共有されます。これにより、管理者はチーム全体の活動状況を即座に把握し、適切なアドバイスやサポートが可能になります。

営業の日報作成を効率化したい企業に最適なツールです。シンプルかつ直感的なインターフェースで、ITツールに不慣れな営業担当者でもスムーズに利用を開始できます。

公式サイト:https://www.e-sales.jp/

GENIEE SFA/CRM

GENIEE SFA/CRM

GENIEE SFA/CRMは、シンプルで直感的な操作性を追求したSFA/CRMツールです。ITツールに不慣れな方でも、誰でも簡単に使いこなせるように設計されています。

顧客情報の一元管理、商談の進捗管理、活動履歴の自動記録など、営業活動に必要な機能が過不足なく揃っています。

また、料金体系もシンプルでわかりやすく、中小企業でも導入しやすい価格設定になっています。専門知識がなくても、すぐに導入して活用したい企業に特におすすめです。

営業活動の可視化や属人化の解消に役立ち、組織全体の営業力強化に貢献します。

公式サイト:https://chikyu.net/

Sansan

Sansan

Sansanは、名刺管理から営業のDXを推進するツールです。顧客情報が散在しがちな企業にとって、名刺情報をデータ化し、一元管理できるのが最大の強みです。

名刺情報に紐づいた顧客の基本情報や、企業のニュースリリースなどの情報を自動で取得し、データベースを最新の状態に保ちます。これにより、営業担当者はいつでも正確な顧客情報にアクセスでき、アプローチの機会を逃しません。

名刺管理を起点に営業活動を強化したい企業に最適なツールです。社内の名刺情報を共有することで、組織全体で人脈を活かした営業が可能になります。

公式サイト:https://jp.sansan.com/

カスタマーリングス

カスタマーリングス

カスタマーリングスは、顧客の行動履歴や購買履歴などのデータを分析し、パーソナライズされたマーケティング施策を可能にするツールです。

メール配信、LINE、プッシュ通知など、さまざまなチャネルを活用して顧客一人ひとりに最適な情報を届けることができます。顧客ロイヤリティの向上やリピーター獲得を目指す企業に最適なツールです。

また、専門のコンサルタントによるサポート体制も充実しており、マーケティング施策の成功を力強く支援します。顧客との関係を深化させ、LTV(顧客生涯価値)を最大化したい企業に特に推奨されます。

公式サイト:https://www.customer-rings.com/

アカマネリスト

SaaS型CRMツールを導入するメリット

SaaS型CRMツールを導入することで、顧客データの管理や分析を効率化できるだけでなく、営業やマーケティングの精度を高める効果も期待できます。クラウド基盤を活用することで、柔軟な運用が可能となり、業務全体の効率化や顧客満足度の向上につながります。

ここでは、SaaS型CRMツールを導入するメリットを4つ紹介します。

  • 顧客情報を一元管理できる

  • 顧客満足度の向上になる

  • リモートでも簡単にアクセスできる

  • 社内の生産性が向上する

顧客情報を一元管理できる

SaaS型CRMツールの最大のメリットは、顧客情報を一元管理できる点です。

顧客の基本属性、商談履歴、購買履歴、問い合わせ内容などを統合して蓄積することで、顧客ごとの全体像を把握できます。

情報が部門や担当者ごとに分散していると、データの重複や抜け漏れが発生しやすく、顧客対応に支障をきたします。CRM SaaSを導入すれば、営業・マーケティング・サポート部門が共通データベースを利用できるため、部門をまたいだ連携が円滑になります。

結果として、効率的な営業活動やきめ細かい顧客対応が可能となります。

顧客満足度の向上になる

顧客データを蓄積し分析できるCRM SaaSは、顧客満足度を高めるための有効な手段です。

過去の購買履歴や問い合わせ内容を把握できれば、顧客のニーズに即した提案や対応が可能になります。また、顧客をセグメントごとに分類してマーケティング施策を展開すれば、パーソナライズされた情報提供が実現できます。

こうした取り組みにより、顧客は自分に適したサービスを受けていると感じ、信頼関係が強化されます。結果的に、顧客ロイヤルティの向上やリピート購入につながり、長期的な収益基盤を築くことができます。

リモートでも簡単にアクセスできる

SaaS型CRMツールはクラウドベースで提供されるため、インターネット環境があればどこからでもアクセスできます。営業担当者が外出先から商談状況を入力したり、在宅勤務中の社員が顧客データを確認したりすることも容易です。

従来のオンプレミス型CRMでは、社内ネットワーク経由でしか利用できないケースが多く、柔軟な働き方に対応しづらい側面がありました。CRM SaaSを導入すれば、スマートフォンやタブレットからも利用できるため、働き方改革やリモートワークの推進に適しています。

場所を選ばず利用できる点は、現代のビジネス環境に大きなメリットをもたらします。

社内の生産性が向上する

SaaS型CRMツールは、業務プロセスを効率化し、社内全体の生産性を高める効果があります。営業活動においては、商談管理やフォローアップのスケジュールを自動で通知できるため、対応漏れを防止できます。

また、マーケティングでは、顧客データを基にしたメール配信やキャンペーン管理を自動化でき、作業負担を軽減できます。さらに、分析機能を活用することで、経営層はリアルタイムで業績や顧客動向を把握でき、迅速な意思決定につなげられます。

CRM SaaSを活用することで、業務効率と戦略的判断力の両方を向上させることが可能です。

SaaS型CRMツールを導入するデメリット

SaaS型CRMツールは多くのメリットを持つ一方で、コストや成果が出るまでの時間、情報管理リスクといったデメリットも存在します。導入を検討する際は、CRM SaaSの利点だけでなく、こうした懸念点を理解したうえで比較・検討することが重要です。

ここでは、SaaS型CRMツールを導入するデメリットを紹介します。

  • 導入・運用にコストがかかる

  • 実際に成果が出るまでに時間がかかる

  • 顧客情報の管理にリスクがある

導入・運用にコストがかかる

SaaS型CRMツールはオンプレミス型に比べ初期費用を抑えやすいものの、月額利用料やユーザー数に応じた従量課金制によって長期的には大きなコストとなる可能性があります。

特に社員数が多い企業では、利用人数の増加に伴って料金が急激に上昇するケースも少なくありません。また、基本プランだけでは必要な機能を満たせず、追加オプションを導入することでさらに費用がかさむこともあります。

無料トライアルで試せるCRM SaaSも多いですが、長期運用を前提としたコストシミュレーションを行い、他のCRMツール比較とあわせて慎重に検討することが欠かせません。

実際に成果が出るまでに時間がかかる

SaaS型CRMツールを導入しても、すぐに顧客満足度や売上が向上するわけではありません。まずは社内にツールを定着させ、従業員が日常的に正しく活用できる体制を整える必要があります。

データ入力のルールを決めたり、社員研修を実施したりといった準備が必要であり、成果を実感できるまでには時間がかかります。また、CRMの効果を最大化するには、データを蓄積・分析し、顧客へのアプローチを改善する継続的なプロセスが欠かせません。

ツールを導入するだけで成果が上がるわけではないため、自社に合った活用方針を策定し、長期的な視点で運用することが重要です。

顧客情報の管理にリスクがある

CRM SaaSはクラウド上に顧客データを保存するため、セキュリティ面でのリスクが伴います。

ベンダー側が高度なセキュリティ対策を行っているとはいえ、情報漏洩や不正アクセスのリスクを完全に排除することはできません。特に、個人情報や取引履歴といった重要データを扱うCRMツールでは、情報漏洩が企業の信用失墜や法的リスクにつながる恐れがあります。

また、サービス障害やシステムダウンにより一時的にアクセスできなくなる可能性もあるため、リスクヘッジ策が必要です。契約前にはセキュリティ体制やバックアップ方針を確認し、他のCRMツール比較においても安全性の観点を重視することが重要です。

アカマネリスト

この記事をかいた人

八並 嶺一

エンタープライズセールスの専門家。株式会社エージェントにて、大手企業との取引量を増やし、事業拡大を牽引。その実績を背景にCHRO、COOを歴任し、組織・事業の両面から経営をリード。2020年の株式上場を経験する。2022年、インキュベーター株式会社を創業。自身が現場と経営の両軸で培ってきた「大企業営業」の知見を再現可能な仕組みに昇華すべく、2025年にエンタープライズセールス特化型サービス「アカマネ」をリリース。アカマネを通じて属人化しがちなエンタープライズセールスを、再現性ある営業基盤へと変革する支援に取り組んでいる。

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